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旭化成建材ってどんな会社?年収は? [ニュース]

パークシティLaLa横浜の杭打ち施工を行った旭化成建材とは、どんな会社なのでしょう?

まず、株式は上場されておらず、100%株主は旭化成です。完全子会社という訳です。

完全子会社というと、ついつい天下り会社か?と思ってしまう人も居ると思いますが、調べてみると頻繁に新入社員を募集していたり、比較的平均年齢の若い会社のようです。

かつて従業員だった人の口コミもありました。年収は400~800万円と随分個人差があるようです。天下り会社とは正反対の、実力主義の厳しい職場環境が、少しずつ見えてきます。

そしてもう一つ特筆すべきことは、正社員数がどこにも公表されていないことです!(驚)
口コミに載っていた人は全て「非正規従業員」でした。社内にほとんどプロパーが居ないのでしょうか?
もう少し調べてみると、募集されていた社員は、旭化成の従業員となり、旭化成建材へ出向する形になると書かれています。
確かに私が知っている旭化成の従業員さんも、出向組がかなりの割合で居ました。大企業が細かく関係会社に分割されると、こういう現象はよく起きます。

私の推測ですが、旭化成建材には、正社員は「ほとんど居ない」のではないでしょうか?
正社員ってのは、何かと固定でコストがかかるんですよ。だから、契約社員とか、非正規社員とか、出向社員とかで構成されていると、会社的にはコスト削減になるのです。

そもそも、今回の施工を担当するにあたり、旭化成建材は三井住友建設の「孫請け」でしたよね。「孫請け」ってほとんど利益ありませんよ。ジリ貧です。そんな商談でも我慢して受注しなくてはならない「コストに厳しい」会社なのです。

しかも、旭化成という会社は、本社ビルが神保町三井ビルにあり、その前は日比谷三井ビルにありました。あれ?そうなんだ!?って思いますよね。
だから、三井不動産が扱うマンションに旭化成が関わるというのは、ちょっとしたコネでもあるんですね。こういう場合、美味しい商談を貰えると思いますか? 美味しい商談もありますよ。でも、「ゴメン!今回はこれで!」みたいに無理言ってやってもらう商談の方が、昨今は多いです。これ、本当です。

長くなってしまいましたが、社会の構造の問題が見えてきましたね。
やはり、安い方、安い方って競争入札ばかりしていては、日本の会社はおかしくなってしまうのでは無いでしょうか。
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