引用: http://blog.hulu.jp/2017/03/03/conan/から紅の恋歌(ラブレター): お客さんの入りは?
初日の昼間なんて、もう大混雑必至なので、私は、終電が危険なくらいに超遅い「レイトショー」を選びました。
このレイトショー、映画が終わるのが24時10分です。家が近所の人ならまだしも、多くの人は「車が無いと映画が終わった後帰れない」時間です。
まあ、田舎の方なんで車で映画館に来る人も多く、そんなに違和感無いのですが、やはり、これだけ遅いレイトショーは人気が落ちます。
当日の昼間に予約したんですが、まだ座席の埋まり具合は70%くらいでした。
昼間の回は全て「残りわずか」という表示になっていましたので、ずいぶん様相が違っていました。
しかし、さすが名探偵コナンの劇場版です。
映画館に行ってみると、夜遅いにも関わらず大変な賑わいです。この映画館の10個のスクリーン中、最大の630人のキャパシティが、ほぼほぼ9割方埋まりました! すごい! お客さんは結構お年寄りの方もいらっしゃいます。
まあ、私も、そろそろシニア世代になってしまいそうだし、ファンも歳を取るわな・・・(笑)
から紅の恋歌(ラブレター): どんな話?
すでにCMでガンガン流れていますからね。百人一首かるたを題材としたストーリーであることは、ご存じの通りです。
予告編が何パターンかあるんですが、おススメはこちら。ちょっと長めのです。
↓
※引用:予告 / 東宝MOVIEチャンネル 公式(YouTube)
どうですか? 内容はほぼ、この予告編のまんまです。
この予告編は、映画の結構イイ場面を集めて作られているので、すでに観てしまった人が観ると、記憶が蘇って、ウルッと来る感じです。
から紅の恋歌(ラブレター): 主題歌は?
予告編でもバックで流れているのが、今回の映画の主題歌です。
かつてのZARDのように、名探偵コナンの歌の顔になりつつある「倉木麻衣」さんが歌っています。
ショートバージョンですが、倉木麻衣さんの公式動画も公開されていますので、観てみましょう。
メインテーマ曲なので、ある程度耳に慣れさせておくと、映画館で「おぉ・・」と感動を助長しますよ(^o^)
↓
※引用:倉木麻衣「渡月橋 〜君 想ふ〜」ミュージックビデオ(Short Ver.) / 倉木麻衣 Official YouTube Channel (YouTube)
平安時代や古都を彷彿とさせる、良い曲です。この映画にピッタリです。
凄まじいことに、この短いミュージックビデオが、YouTube再生150万回を超えてまして、倉木麻衣さんの公式YouTubeチャンネルとしては、過去の有名曲も抑えて、最大再生数になってしまっています!
名探偵コナン映画の集客効果がとんでもないことが分かりますね(^▽^;)
から紅の恋歌(ラブレター): 百人一首かるたが題材で大丈夫?
過去の名探偵コナン劇場版を観てきた人たちなら、当然心配するのが「今回は題材がソフト過ぎる!」という点です。
過去のシリーズでは、豪華客船だったり、高層ビルであったり、さらにはもっとSFチックな題材を取り入れていたり、迫力のあるアクションシーンや、近未来の映像など、映画ならではの大スクリーンの活かし方があって、だからこそ、「家でビデオで観るのではなくて、劇場へ行こう!」となっていたと思うのです。
しかし、今回は「百人一首かるた」。もちろん「競技かるた」は、実際にはスポーツではないか?と思えるほど、スピードや迫力があるんですが、相当盛っても、過去の名探偵コナン劇場版シリーズの名作たちには、勝てないのではないか??・・・と懸念されます。
しかし、その心配は、意外と払拭されました。
映画っていうのは、映像だけではなく、音も重要なアイテムです。
音による迫力のある演出というのは、なにも爆発シーンにおける爆発音だけではないのです。
たぶん、音響技術も進化して、静寂の表現力も、小さな音の拾い方も、ずいぶんリアルで迫力のあるものになったのでは無いでしょうか。
今回、百人一首かるたを題材にしたことで、その技術を駆使して、今までと違った迫力を表現したのだと思います。
から紅の恋歌(ラブレター): 気になる声優陣は?
テレビ等で、有名芸能人の起用が宣伝されると、「あぁ、またか・・・」とウンザリする人いらっしゃいませんか?
そうなんです。アニメにおける「有名芸能人の起用」は、せっかくのアニメーションのクオリティを落としてしまい、集客効果はあるんでしょうけど、いわゆる「アニメファン」には酷評されます。
今回も、「宮川大輔」さん、と「吉岡里帆」さんが、声優に挑戦されるということで、話題です。
「宮川大輔」さんは兎も角として、「吉岡里帆」さんなんて、今が一番大事な時なのに!
若手女優さんとして、去年くらいからブレイク中で、今年はもっとステップアップするのでは無いか? と言われています。
そんな「吉岡里帆」さんを、声優という仕事で、その上昇気流を止めるのか!? と私はめちゃくちゃ不安になりました。
こんな記事もあります。
吉岡里帆「悔しかったのが自分の単純な声量のなさと単純なアクセントの弱さ。今までは自然体で心で、ちゃんと思っていれば、お芝居は伝わるって信じて生きてきたんですけど、私のうぬぼれだったんだな」
引用: https://mantan-web.jp/2017/04/15/20170414dog00m200050000c.htmlそうなんです。女優さんが声優に初挑戦すると、その難しさに打ちのめされて帰ってきますよね。
しかも、アニメファンから酷評されるというオマケ付き・・で。
吉岡里帆さんは、女優としては本当に素晴らしいし、役柄によって雰囲気を変える部分も抜群なんですが、見た目から入る役作りだと思うので、声だけで勝負するのは、めっちゃ難しい!!と気付いたみたいですね。
でも、ご安心ください。
この2人のゲスト声優さんの役は、本編ストーリーの中では、感動させる重要な役柄では無いのです。
だから、下手さはやっぱり目立っちゃいますが、映画の良さを損なったりはしませんでした。
私が今回の映画で注目したのは、大岡 紅葉(おおおか もみじ)役を演じる「
ゆきのさつき」さんです。
こんな凄い声優さんが居たんだ!? って思うくらい、可愛くて色っぽい、すごく綺麗な声の声優さんです。
今回の映画のストーリーで、レギュラー陣以外で、もっとも重要な配役が、大岡紅葉(おおおかもみじ)ですから、このベテラン声優の起用は良かったですね。
すごく華があったと思います。
から紅の恋歌(ラブレター): 感想と総評は?
いろいろ書いてきましたが、単純に私は楽しめました。
名探偵コナン劇場版の楽しみというのは、だんだん水戸黄門的な楽しみ方になってしまうと思うんですよね。
今回も、前回とさほど変わらないけど、きっと楽しませてくれるに違いない! って。
だから、ある程度の、映像や、迫力、そして楽しく・ドキドキするストーリーがあれば、ファンは皆「及第点」を挙げ、「良かったよ!」と言います。
今回も、そういう意味での「及第点」と「良かったよ」が言える作品だったと思います。
途中、書きましたが、音の表現力は上がっていると思いました。そこが迫力を感じさせてくれて、ハッとしました。
ストーリーは特別な感想は持たなかったけど、やはり、長く名探偵コナンのファンをやってきているファン達への「くすっと笑ってしまうサービス」を忘れなかった点は、評価して良いと思います。
緊迫がちなストーリーの中で、笑いが適度なフレーバーとなって、人を感動させる効果に繋がっています。
めっちゃ泣いてしまうシーンはありませんが、「ウルッ」と来るシーンは何回かあったので、劇場版としての、色んな意味での「役割」は果たせたのでは無いでしょうか。
とくに今回「恋愛」をテーマにしている点も良かったと思います。私がウルッと来たシーンも恋愛ネタだったような・・・すいません記憶曖昧ですm(_ _)m
名探偵コナン劇場版に対して、どのような期待を込めて見に来るか、人によっては違うので、今回の映画、微妙だったな・・・と感じる人も居ると思います。
そんな、色んな意味での「及第点」。私は「良かった」と思います。
そして、本映画の中で、終始登場する「京都の紅葉」。その映像の美しさには息を飲みます。
全くの季節外れなんですが(笑)、京都へ紅葉を見に行きたくなりました。
それが、本作の映像を「美しく」彩っている、最大のポイントです。
是非、劇場に足を運んで、ご覧下さい(^o^)
以上「名探偵コナン劇場版 から紅の恋歌(ラブレター)」の鑑賞感想でした!
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