ワンパンマンの魅力を語ってみる（アニメ・感想）

今、深夜アニメの中でも特に人気の高い「ワンパンマン」について、その魅力を語ってみる。

これを最初に見た時に感じたのが、題名の「パ」の部分が濁点なのか半濁点なのか、分からなかったということ。

「ワンパン」という言葉はどうやら昔からあった言葉らしいが、普通の人はまず知らない。
私の場合、たまたまではあるが、友人とゲームの会話で、造語ではあるが、一撃で画面全部の敵を倒すことを「ワンバン」と言っていた。
それで「ワンバンマン」というタイトルなのかと勘違いして見ていたら、英語で One Punch と出てきたので、「おぉ、そっちか！」と思った。

そんな感じでタイトルに違和感を感じたところから始まったこのアニメは、中身はもっと意外性に富んでいた。
これを邪道だと言う人も居るかもしれない。

でも、私にはツボにはまった。

ヒーロー漫画の全てが、血と汗と泥にまみれなくて良いではないか。

この中の主人公は、見た目も肩の力が抜けているし、敵を倒す時も一撃。汗をかかないしピンチにもならない。
実際には、そんなに強くなるまでに、血を吐くようなトレーニングをしたとのことだが、テレビの画面に映るのは、既に逸脱する強さを身に付けてしまった姿だけだ。

爽快だし、あっけなくて笑ってしまう。
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これは意外性という言葉だけで片付けてしまうのは勿体ない。

我々一般市民は、生きていくのに、色んなところで、苦労したり悩んだり、焦ったり、汗をかいたりしている。
テレビを見ている時ぐらい、そんな日頃の苦労から解き放たれて、肩の力を抜いて生きている主人公と同化し、気楽に行きたいと思う。
だから、このアニメは楽しい。
日頃真剣に生きている人ほど、このアニメに魅力を感じるのではないだろうか。

おススメです。

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